心理学部の学生がQuizKnockの授業に感銘を受けた話

 

先日、

「QuizKnockがあなたの町に行きます!」という企画で、

小学校でQuizKnockさんの授業を見る機会がありました。

 

「クイズを通して楽しく学ぼう」をテーマに

クイズ大会と講演会を行いました。

 

心理学部で子どもへの話し方や気持ちの受け入れ方をたくさん学んできたつもりでしたが、

QuizKnockさんの授業では、

・子どもの心をつかむ話し方

・考えることの楽しさ

・相手の意図を考えるということ

についてとても考えさせられました。 

 

なによりQuizKnockさんの授業は子どもたちを心から楽しませており、

「楽しく学ぶ」ことの真髄を見た気がしました。

 

内容を具体的にお話することはできませんが、

教育現場で働きたいと思っている私は、

QuizKnockさんの話し方や構成について、

参考になることが数多くあり、

心に留めておくだけでなく、文章にして書き起こして忘れないようにしたい

と思ったので、

この度ブログを書くことにしました。

 

拙い文章だとは思いますが、お付き合いよろしくお願い致します。

 

ちなみに、今回授業をしてくださったのは伊沢拓司さんと渡辺航平(こうちゃん)さんです。主に伊沢さんが会話をリードしていました。

 

 

①子どもたちの心を掴む話し方

 

まず初めに伊沢さんの、子どもたちの心を鷲掴みにする会話力に脱帽しました。

 

本学校は小学校だったので、正直初めは一抹の不安がありました。

なぜなら、小学生はどうしても途中で飽きてしまったり、話を理解ができなかったりする子がいるからです。

 

「伊沢さんやこうちゃんさんはきっとお出来になる子どもだっただろうから、

そのような子の目線に合わせてくれるのだろうか…。」という不安がありました。

 

しかし、始まってみると…

そんな不安をもっていた自分が非常に恥ずかしくなりました。

 

伊沢さんは一方通行のお話ではなく、

「○○な人って周りにいる?」

「これってやばくない?」

と、序盤から子どもたちに何度も質問を投げかけました。

 

伊沢さんは子どもたちに問いかける問いかける…。

子どもたちは質問について考える考える…。答える答える…。

開始5分でそのやりとりが繰り広げられていました。

 

これだったら聞くのが難しい子でも、楽しんで頭を働かせながら、飽きることなく話を聞けるなぁと参考になりました。

 

教師でない伊沢さんがこのようなテクニックを駆使していることに感銘を受けました。

 

また、

授業は

「こんにちはー!!!いぇーーーい!」

から始まり、

「やばくね?」

「すごくね?」

など、小学生にとって身近な言葉を効果的に使う姿も勉強になりました。

しかも!その時に、

「~な人って周りにおる?」

と、私の地方の方言を入れ込んで話していたことも印象的でした。

この話し方で子どもたちは伊沢さんたちを身近に感じ、この人の話を聞きたい!楽しい!と強く思ったのではないかと思います。

また、事前に我々の地域の特徴を幅広く勉強してくださって来てくれたのかなとも思うと、嬉しく思いました。

 

 

この導入があったから、もう会場は

伊沢ワールド✨

です(笑)。

子どもたちだけでなく、先生方も伊沢さんにぐっと心をつかまれてしまいました。

 

「ただ一方的に話す」のではなく、

「自分だったら?」「身の回りでは?」

という自分に身近な問題として投げかけることで、

子どもたちが常に考える姿勢を維持させていけるのだと学びました。

また子どもの目線に合った言葉を使うことで親近感を持たせることの重要さも学びました。

 

 

②考えることの楽しさを実感させる

 

伊沢さんの発言の中で最も印象的だったのは

「クイズは解けることだけが大事なのではなくて、考える時間が大事。」

という言葉です。

子どもたちの中でも、この言葉が心に残った子が多くいました。

 

普段、問題を提示する時、

「解けない=✕」で、

「解ける=○」だと

捉えてしまいがちだなぁと反省しました…。

子どもたちの中で、

解けないと意味がない

と思い込んでいる子も多いのかなぁと思います。

だからこそ、

解けるのが全てではなく、

考える時間が大事だと明言することは

子どもたちに教えるべきことだと気づかされました。

 

そして、この言葉が、

「考えることが楽しい!」

に繋がるのだと思います。

 

実際に、授業では子どもたちがクイズに答える場面が多くありましたが、

勉強が出来る子も出来ない子も関係なく、

みんなが前のめりになってクイズに一生懸命答えようとしていました。

 

これは、クイズが解けるから楽しいのではなく、

クイズそのものを楽しんでいる姿だなぁと思いました。

 

正直、年齢を重ねるほど結果が全てだと痛感する場面はとても多くあると思います。

でも、発達途中の子どもたちにとっては結果だけではなく、その過程、自分がそれまでに頑張ったという事実が重要だということを教えるべきだと思いました。なぜなら、将来、失敗することがあったとしても、次を頑張れる動機づけになるからです。

もし結果が不甲斐なくても、全てに落ち込むことなく、その過程を経たという自信が残る子になれば、正解ばかりが次への原動力になるのではなく、失敗こそが明日への活力にできる人へと成長できるのではないでしょうか。そのためにはやはり「考えることが大事。その過程も大事だよ」と伝えていきたいと思いました。

 

③時には厳しく、常に誠実に。

 

途中でルールを破ろうとしてした子どもに対して、

伊沢さんは

「前出るな。」

ビシッと注意をしたシーンもありました。

その時は空気がピリッとしました。

 

キツイかな?と思ったのですが、

これは必要な言い方だったのだと思います。

 

ルールを守らない子に対してちゃんと注意をすることで、

「ルールを守ることで楽しい」

ということを教えられるのだと思いました。

 

厳しく言うと嫌われるのではという不安が私にはよくあるのですが(苦笑)、

ダメなことはダメだと伝えることも

厳しさの中にある優しさであり、

そう言える自信も身につけること

が大事だなと感じました。

 

伊沢さんが言ったあとは誰もルールを破ることなく、最後までスムーズに行えたので、すごいなぁ(語彙力)と思いました。

 

子どもたちは普通やんちゃなもので、ルールを守らせることはすごく難しいことだと思います。それをやってのけた伊沢さんが本当にすごい…。子どもたちがルールを守れるかと不安でしたが、素直に伊沢さんたちの言うことを聞いているではありませんか。子どもたちがルールを守る守れないは、全て子どもたちのせいにするのではなく指導者にも責任があるのだと感じました。

 

楽しむ時間と規則を守る時間のメリハリ、声のトーン絶妙な間、それらを駆使した華麗な授業を目の当たりにしました。

 

④子どもの意見には反対しない

 

伊沢さんはどの子に対しても平等で、

どの意見にも否定することがありませんでした。

 

簡単そうな気がしますが、

これはとても難しい事だと思います。

 

例えば、

「お父さんお母さんの職業に王ってつく人いる?」

という質問を伊沢さんは投げかけました。

その時、

「俺の名前につくよ!」

と言った子がいました。

 

もし私だったら

「名前じゃなくて職業だよ!」

と言ってしまいそうだなぁと思います…💧

 

しかし伊沢さんは

「あー!名前に入ってるのね!たしかに!」

と言ったのです。

おそらくその子はすごく嬉しかったんじゃないかなぁと思います。

 

自分が言ったことが間違っていたとしても、

一旦はその言葉を受け入れるという技術、しかも咄嗟にそれが出来ていたので、真似したいなと思いました。

 

また、子どもたちがクイズを答える場面では、必ずわかった人全員に一人一人答えを聞いていました。

その後、解けた子に対しては

「おめでとう!」

と言う一方で、

解けなかった子に対しても

「考えることを頑張った!」

と両者を肯定する言葉がけをしていました。

 

子どもの言葉を受容し、認めてあげる姿勢はとても大切なことだと思います。


そして、伊沢さんは物事を色々な角度から捉えられる人なんだろうなと思います。

私も、ネガティブな面をポジティブな面へと捉え直す力を培いたいと思いました。

 

⑤失敗するお手本

 

これは意図的だったかは分かりませんが、

伊沢さんとこうちゃんさんがクイズに正解できないというシーンがありました。

 

クイズ王という肩書きをもった彼らでさえ、

解けないクイズがあるんだと子どもたちが感じたことは、

(本人たちは悔しかったかもしれませんが笑)

結果的にとても良かったなと思います。

 

1つめの理由は、伊沢さんたちをさらに身近に感じることになったからです。

 

そしてもう1つは、

大人でも、クイズ王でもミスすることがある

という姿を見せることで、

子どもたちが失敗への恐れを払拭できることに繋がるのではないかと思ったからです。

 

できないことを体験することは、子どもたちにっては初めはとても怖いことだと思うし、

失敗が良くないことだと思いがちなのではないかなと思います。

だからこそ、目の前で大人が失敗する姿を見せることで、

間違えても大丈夫なんだ。

間違えたとしても次頑張ればいいんだ。

と考えるようになるのではないかと思いました。

子どもたちの前で、完璧な姿を見せるより、自分の失敗を見せられるように、自分の自信もつけていかなければならないなと思いました。

 

多分伊沢さんたちは、なぞなぞめちゃくちゃ復習してるんじゃないかな…(笑)

 

 

⑥こうちゃんさんの相づち

 

そして、なによりこれに感心してしまいました。

 

それはこうちゃんさんの相づちです。

 

こうちゃんさんは基本的にずっと相づちを打つ役割をしていました。

「あ〜」

「うんうん」

「おぉ〜!」

「そうなんだ〜」

「え?どういうこと?」

などです。

しかし、それらはほとんど子どもたちの感じたことに合わせた言葉ばかりで、

子どもたちの反応に合わせて相づちを打っていました。

 

2人体制で子どもたちを見るとき、メインで話す先生に、どう合わせたらよいかわからない時があります。その時は、子どもたちと同じような反応や、子どもたちにして欲しい反応をすることで、

その場全体に一体感を生むことができることを学びました。

先生方の中でも、こうちゃんさんの話し方は真似したいとおっしゃっている方が多くいました。

 

 

 

 

 

以上が伊沢さんとこうちゃんさんの授業を見て感じたことです。

 

文字にするとなんて当たり前のことを言っているんだろうという気もしますが、

これらを100人以上の子どもの前で、しかも初めて会う子どもたちの前で実践しようとすると、

素人じゃ到底無理な気がします。

 

きっと伊沢さんとこうちゃんさんは何冊も本を読んだり、何回も練習を重ねたりして来てくれたんだろうなと思います。本当に尊敬の意しかないです。

 

私は、特に伊沢さんたちの

「相手を意識すること」

がすごく感じられました。

小学生にどう話したら伝わるか、

どうしたら興味を持ってくれるか、

相手が何を言われたら嬉しいか、

など、

相手の目線から考えることが出来る素敵な人たちなんだろうなぁと思いました。

 

子どもたちと接する時も、この子はどういう気持ちでこの発言をしたんだろうか、なぜこの行動をするのかと考えることが頻繁にあります。

授業を通して、相手の目線から考えるという意識の大切さを改めて教わりました。

 

子どもたちの中で、「相手意識」は普段学校でよく言われているけど、今回の授業を通して本当の意味を学んだと言っていた子がいました。先生方も普段何度も言っていることが子どもたちに伝わったのではないかと、とても喜んでいました。

 

 

正直、欲を言えば、教え方や話し方などを勉強する際、どういう教材を使ったのかについてももっと聞きたかったし、教育理念みたいなものもQuizKnockさんに伺いたかったです。

それくらい伊沢さんの教育に対する姿勢に感銘を受けましたし、日本の教育界に光を差し込んでくれる逸材だろうなぁと思いました。

 

 

普段、本や参考書を読んでもなかなか実践は難しいです。学校でも毎日心を折られる日々です。

私は、いい授業やお手本を見ることで、子どもたちへの良い関わり方を1番効率よく学べると思っています。

ですから、今回はこのような素晴らしい授業に立ち会えたことに、心から感謝を述べたいです。

伊沢さん、こうちゃんさん、QuizKnockさん本当にありがとうございました。

 

彼らから学んだことを活かして、子どもたちの心を助けられるような心理士を目指していきたいと思っています。

 

ここまで読んでくださった方もありがとうございました。

 

 

 

千鳥・大悟から学ぶ、人生がちょっと楽になる方法

こんにちは。閲覧ありがとうございます。

 

 

 

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以前、千鳥・大悟さんへ私の愛を全力で込めただけのブログについて、

ありがたいことにお褒めの言葉をたくさんいただいたので

調子に乗ってまた書きました。

 

何を書こうかな~と悩んで悩みまくりました。

私は心理学部ということもあって、心理と大悟さんを掛け算したものを書きたい!という野望があったものですから、今回も心理と絡めた題材となっております。

 

今回は以前私が書いたブログ

「心理学部の大学4年生が千鳥・大悟を好きになった理由~レジリエンスについて~」

の続きを書こうと思います。

 

第1弾は千鳥・大悟さんの魅力あふれる人間性だけを書いて終わってしまったので、

今回はそんな魅力たっぷりの大悟さんから私が学んだことを書いていこうと思います。

 

そしてこのブログが、人生を楽に生きられるようになる一助になればいいなと思います。(夢は大きく)

 

 

前回のブログを読んだことがない方は、拙い文章ではありますが、ぜひ一読していただけると幸いです。もちろん、読まなくても今回のブログも十分楽しめると思います。

 

「心理学部の大学4年生が千鳥・大悟を好きになったお話~レジリエンスについて~」

リンク→https://yk-ms-tz.hatenablog.com/entry/2019/06/27/202726

 

                 

 

《千鳥・大悟から学ぶ、人生がちょっと楽になる方法》

 

①「好き」と言って自分を発見する

 

大悟さんは言わずと知れた(?)レモンサワー大好き人間です。

ヘビースモーカーでもあります。

 

しかしこのご時世、タバコは嫌がられたり、やめないの?と言われたりすることも多いのではないでしょうか。

お酒も次の日に影響するくらい飲むのは一般的には良いこととはされていないですよね。

 

 

しかし、大悟さんは躊躇することなくお酒もタバコも好きだと公言しています。

飲みすぎて朝からトイレにこもっているとか、タバコはやめるつもりはないと言っているのをバラエティで耳にしたことがあります(笑)

 

 

 

そんなに大好きなんだ…とちょっと引くこともありますが(笑)、

自分が好きなものをこれだけ自信を持って言えるって素直にかっこいいですよね。

 

タバコとお酒が好きな自分を、自分自身が受け入れられている大悟さんはかっこいいなと思います。

 

 

 

ここでエリクソンのライフサイクル論を紹介したいと思います。

エリクソンは人生を8段階に区切って、段階ごとに発達課題があると言っています。

その中で12歳~18歳を青年期と言い、青年期はアイデンティティの確立が課題となっています。

 

つまり、自分は何者なのかを理解することが人生において必要なのです。

 

もし、アイデンティティが確立されないと、自分を見失ってしまい、自分の存在意義を見出せなくなってしまいます。

 

アイデンティティの確立は、

自分は何が好きなのか、何が嫌いなのかを自分自身がちゃんと理解することから始まります。

そしてそこから徐々に自分のことを知っていくことが大切です。

 

 

ここで大悟さんの話に戻ると、

大悟さんは自分が好きなものを何か理解していて、ちゃんとアイデンティティが確立されてますよね。

 

アイデンティティが確立して、自分の存在意義を感じられているから、それが自信にもつながっているのだと思います。

 

 

もし、「自分がなんでここ今にいるんだろう…。」

と疑問を持ってしまっていたら、

まずは自分が何が好きなのかを自信を持って言えるようになることが必要なのだと学びました。

 

大悟さんのように胸を張って好き!と言うことが大切なのですね。

 

 

そして、そのありのままの自分を自分自身が受け止めていく、認めていくと、自分の向かうべき方向が見えてきたり、やりたいことが見いだせるようになるのだと思います。

 

 

だから私はこうやって大悟さんが好きと大声で書いています(笑)!

 

好きって言えることってこんなに幸せなんだなと思います!!

みなさんも好きなものには好きと言わなきゃですよ!!!

 

                 

 

②マジで無理なことからは逃げよう!

 

大悟さんはあのいかつい見た目で絶叫は無理、蛇とか猛獣(?)が苦手みたいですね(笑)

 

以前のテレビ千鳥でもガマン絶叫でFUJIYAMAに乗っていましたが、

(あれはしぬほど面白かった)

基本的にはNGとおっしゃっていましたよね。確か。(笑)

 

以前のブログでは「精神力が強い!」と言いましたが、

精神力とビビりは全く違いますからね!!!(笑)

 

むしろ、「逃げる」「断る」ことができるというのは心理的にはとても健康です!

 

そもそも「逃げる」という反応は人間の本能的な反応です。

 

いやなことは断りましょう!

大悟さんはいかついキャラで絶叫も蛇もNGにしているんです!(笑)

キャラに押されて嫌なことまでするのは精神的によくないと思います。

 

大悟さんみたいにNGにしたとしても、

別の仕事がくるのですから、

誰にも嫌われるわけではないのですから、

自分に合った仕事をして、本当に嫌なことはしなくてもいいんだなと思います。

 

 

ちなみに私は断るのが苦手だったのですが、これを意識すると本当に無理だと思った時は断れるようになりました(笑)

 

            

 

③学ぶ姿勢を忘れない

 

千鳥さんは芸歴19年を迎えて、テレビではもう先輩、ベテランの立ち位置になることも多くなっている印象です。

 

私は、千鳥さんはめちゃくちゃおもしろい芸人さんだと思うし、自分たちに自信があるとひしひしと感じるのに、えらそうだなと感じることが不思議とありません。

 

なぜ先輩風を感じないのだろう…と考えた時、

私が千鳥を好きなのも一理あるとは思いますが、

千鳥さんたちは常に

「学ぶ姿勢」

を持っているからなのかなと思いました。

 

 

ある時、バラエティ番組で

大悟さんが大スベリをした後、小声で

「難しいな…お笑いって…。」

と言っているのが一瞬映りました。

 

劇場も満杯にして、テレビで見ない日はない

今や一世を風靡する芸人さんにまで上り詰めたのに、

「お笑いって難しい」

という言葉を口にしたのが私は衝撃でした。

 

その言葉は、自分がまだ勉強している立場だと思っているから出てくるんだろうなぁと思います。

 

 もし自分がもうやり切ったと思っていたら、スベってもこんな言葉は出てこないと思います。

 

何をするにしても周りの人から教わっているという学ぶ姿勢を崩さないことが、千鳥さんたちの優しさ謙虚さにつながっているんだと思います。

 

 

謙虚でいるって抽象的で難しいと思っていたけれど、

実際にはこういう意味なんだと知ることができました。

本当に人間性が素敵ですね…。教わることが多すぎます…。

 

 

私も大悟さんのようにハナタカにならずに、

常に教わっている立場だと思って、いろいろなことを吸収していける人間になりたいと思いました。

 

 

 

もし周りに偉そうな人がいて困っているなら、小声で教えてあげてくださいね(笑)

 

                  

 

っと!!!

とりあえずここまで書いた!!!!!!!!!

疲れた!!!!!!!

もう後半心理学関係なくなっちゃってるよっ!

 

まだありますが長くなりそうなんでまた別の日に。

 

一人のことをじっくり考える機会はあまりないので私もとても楽しんで書いています(笑)感想文みたいになっちゃったけど…。

 

 

今回はこれで終わりです。

ポジティブな、私の自己肯定感を高めてくれるようなコメントをお待ちしております(笑)。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 

小さいイイネッください。

 

心理学部の大学4年生が千鳥・大悟を好きになったお話~レジリエンスについて~

突然ですが、私は千鳥の大悟さんがめちゃくちゃ好きです。

 

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なぜこんなに恥ずかしげもなく言えるのかというと、

自信をもって好きと言えるくらい

千鳥の大悟さんは素敵な人だからです。

 

 

今日は大悟さんの生き方から、

生きるのが少しだけ楽になるポイントを探っていきたいと思います。

 

                

 

 

私は大学で心理学を専攻しています。

それゆえ、普段、

この人はどうやって心の健康を保っているのかな…

とか

この人色々あったのに病まないのはどうしてだろう…

という視点で人を見てしまいます。

 

私が大悟さんを好きになったのは実はそれがきっかけです。

 

一言でいうと…

 

大悟さんは

レジリエンス(のクセ)がすごい!!!!!』

 

 

・・・?(ハテナ)

 

そぅですよねぇ。

いまから説明していきます。

 

レジリエンスとは、心理学用語で、

  • 「精神的回復力」
  • 「耐久力」 

などと訳されます。(Wikipediaより)

 

つまり、

レジリエンス=精神的につらい状況下でも心を健康に保っていられる力

ということです。

端的に言うと『病まない精神力』ってことですね。 

 

ではどうして大悟さんは

レジリエンス(のクセ)がすごい!』

つまり

レジリエンスが高い!!

と言えるのでしょうか。

 

今日は大悟さんが話していたエピソードなどを交えて

大悟さんの魅力があなたの骨の髄まで伝わればいいなと思っています(怖い)

 

                

≪千鳥・大悟さんのレジリエンスについての考察≫

①自分を認めることができる

大悟さんはよく故郷の北木島のエピソードや家族のエピソードなど過去の話をよくされます。どれも面白い話で、何回聞いても笑ってしまいます。

 

お笑い芸人だったら普通に見えるもしれませんが、

『自分の過去を他人に晒す』

ということは意外と難しいことだと思いませんか。

 

「他者に話す」=他者に知られてもいい

 

ということ。

つまり自己開示ができているということです。

 

簡単に思うかもしれませんが、自己開示は自分で自分の過去を認められていないとできないことなのです。もし忘れたい、思い出したくない記憶であれば話せるわけがありませんからね…。

 

大悟さんには自分の過去や出来事をしっかりと自分で受け入れられる力があります。だからこそどんなエピソードでも明るく面白く話すことができるのだと考えられます。

 

大悟さんのエピソードで、

「上京したての時に電車で気分が悪くなったところにヤンキーが絡んできた。」

というエピソードがあります。

これは人によれば電車に乗るトラウマになってもおかしくない話ですよね。

でも、大悟さんは

笑い話に変えるというパワー

を持っています。

これがまさにレジリエンスです。

 

怖い過去の思い出ではなく、そういう過去があってもいいんだ、そんな過去があるのも自分なんだと自分を受容できて、処理できている証です。

 

自己受容をするという力は簡単には持てるものではないと思います。自分の恥ずかしい過去には目をつむりたくなるからです。私もそうです。

 

だからこそ、

恥ずかしい思い出も

悲しい思い出も

怖かった思い出も

楽しい思い出も

すべてを受容できている大悟さんはすごいと思います。

この、自己受容できるパワーが大悟さんのレジリエンスにつながっているのだと思います。

 

                                           

 

②いつでもありのままでいられる

 

大悟さんはN〇Kでもテ〇朝でも、どの局でも下ネタを言います(笑)

しかもこのご時世なのに喫煙場面も見せてくれます(笑)

逆にすごいなと感心してしまうくらい自分の色を前面に出して、どの番組にも挑んでいるイメージです。

 

つまりは、人の顔色を窺わずに自分の思うやり方を貫き通せる力を持っているということです。

 

過去の千鳥のロケを見ると、同じパターンを何度も目にします。

「重心後ろ歩き」

とか、

千鳥の島シリーズでは定番となっている「角の向こうに何かいるから見てきて」のくだりとか…。

これって最近?と思ったら、8年以上前に発売された発売されたDVD中でもやっているんですよ…!!!

8年前からやっていること変わらないってことですよ!!?

私はその事実に衝撃を受けました。8年以上継続して同じネタをやり続ける精神力…。

 

長きにわたって自分たちのお笑いの形を変えないで、

自分たちの力だけをひたすら信じてきて、

それがやっと世の中の人に認められて、

今では”覇王”になれるくらい売れている・・・。

それが千鳥の歴史なんだなぁと。

感動すら覚えました。

千鳥ってすごいコンビなんだなぁってますます虜になりました。

 

マジで千鳥の軌跡で映画1本撮れると思います。

 

・・・それは言いすぎましたが、 

どんな現場でも自分たちの色を見失わないで、自分たちの武器で勝負をする千鳥さんの精神力は並大抵のものではないなと思います。

 

                                       

 

③外的帰属

 

ここでちょっと心理学っぽい視点から見たいと思います。

②のような強さがあったのは、これも強く関連していると思います。

 

 

千鳥さんは昔売れなかったとき、ネタがウケないときは

「劇場の客が悪いんや。」

と2人で思っていたそうです(笑)

 

これだけ見ると『ちょっとグレた人らやなぁ。』

思ってしまいますが、

精神的な側面からみると

この考え方は精神的健康を維持するためには必要だと考えることができます。

 

ここで用語の説明ですが、

自分の能力や性格のせいにするのを内的帰属というのに対して、

周りの環境や人のせいにすることを

外的帰属

と言います。 

外的帰属は周りに原因を帰属するので、自分を責めたり、憂鬱な気持ちになりにくいと言われています。

 

彼らにとって外的帰属をすることは自分たちの”お笑い”を守るために必要な思考だったのではないかと思います。もし自分たちのやり方が悪いと帰属していたら、漫才の形もどんどん変わっていったと思います。でも、彼らはそうは考えなかった。

ここにも彼らの独自のお笑いをやり続けられた理由があると思います。

 

そして、笑われないときに、自分の力不足だ…と自分のせいばかりにすると精神的苦痛が増してしまいます。だから、うまく外的帰属を用いたことで、自分たちを追い詰めることなく、精神的につらい場面でも乗り越えることができたのだと思います。

 

これもまさレジリエンスです。 

 

                                         

 

 

ここまで長々と書き連ねてきましたが、大悟さんの精神力の理由はやっぱりこれだと思います。

 

最後です。

 

  

④ノブという最高の相方がいる

 

ノブさんはどんな自分でも受け入れてくれる、ノブさんだけは自分の言うことに笑ってくれる、その大きな安心感が大悟さんの精神面の安定につながっているのではないかと思います。

弱いところも醜いところも良いところもすべて受け入れてくれる相方がいるから、自分で自分自身のことも受け入れられるのだと思います。

 

1人でも自分を認めてくれる存在、他の人にどう思われてもこの人だけは自分を受け入れてくれる存在があることは、自分が自分らしく生きられる力を培ってくれるものであると大悟さんから教わりました。

 

大悟さんはノブさんを笑わせるためにお笑いをしていると言っていたのを聞いたことがあります。一番身近に目標があるから、相方が笑ってくれるから、それが原動力となって、お笑いを続けてこられたのかなとも思います。

 

やっぱり、人間にとって、友人や家族など支えてくれる人の存在重要なのだと改めて実感しました。

 

ノブさんと大悟さんがお互いに認め合っているから、素敵な関係が生まれるのだなと思います。漫才も2人が一番楽しそうにしているのを見るのが私も大好きです。これからも末永く仲良くしていってほしいなと一ファンは思います(笑)

 

                                      

 

⑤まとめ

 

大悟さんはノブさんというかけがえのない相方がいることで、他の人も大切にできるし、なにより自分自身を大切にできる人だと思います。そんな自分や他者への慈しみが、ありのままの自分を表現し続ける信念につながり、芸能界という厳しい世界でも精神を安定させていられるのだと考えられます。

 

                                     

 

いかがだったでしょうか。

長かったですね(笑)

 

なぜ私が大悟さんを好きになったのかももうお分かりだと思いますが、千鳥の面白さだけじゃなくて、大悟さんの人間性が素敵で好きなんです。精神面がとても憧れなんです。

 

たまに大悟さんが羨ましくなります。

ノブさんという相方がいて、いつでも自分らしく生きられているから。

「自分は自分、他人は他人」貫く強さがあるから。

 

 

心理学部はいつも自分の気持ちを知り、相手を受容することが求められます。

私も大悟さんのような強さや優しさを持てるように、もっと自分を愛していきたいと思います。

まずは自分が何が好きなのか、何が嫌いなのかを認めていきたいと思います。

そして、自分のことを認めてくれる大切な存在にも気づいていきたいなと思います。

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

大悟さん、千鳥さんの良さが少しでも伝わっていたら書いた甲斐があります。

でも自己満足なんですけどね。えへへ。

 

 

では。

ヘネェ。